株式会社フリースクエア(本社:東京都渋谷区、代表取締役:徳島正浩)は、全国の21〜39歳の男女600名を対象に、「企業口コミサイトが応募判断に与える影響」に関するアンケート調査を実施しました。
近年、転職・就職活動において、OpenWorkや転職会議などの企業口コミサイトで企業の評判を確認することは一般的になっています。企業が発信する採用情報だけでなく、実際に働いた社員・元社員による口コミも、応募先を判断する重要な情報の一つとなっています。
一方で、企業側では採用サイトや求人媒体などを通じた採用活動に注力する一方、企業口コミサイトに掲載されている情報が応募判断にどの程度影響しているのかを把握できていないケースも少なくありません。
そこで今回は、全国の21〜39歳の男女600名を対象に、企業口コミサイトに掲載された口コミが応募判断に与える影響について調査しました。
応募をためらう企業口コミランキング
主要指標 — KEY FIGURES
【設問1】
あなたが転職・就職活動を行い、就職先を検討している場面を想像してください。 企業口コミサイト(OpenWork、転職会議など)で候補企業を確認したところ、ネガティブな口コミが掲載されていました。 応募をためらう要因となる口コミ内容を、あてはまるものを3つまで選んでください。
「パワハラ・ハラスメント」が1位──職場環境に関する口コミが上位に
応募をためらう口コミ内容について質問したところ、「パワハラ・ハラスメント」(35.5%)が最も多く、次いで「人間関係」(32.7%)、「長時間労働・サービス残業」(27.2%)、「給与・待遇への不満」(22.8%)、「離職率が高い」(20.7%)という結果になりました。
上位には、「パワハラ・ハラスメント」「人間関係」「長時間労働・サービス残業」など、実際の働く環境に関する口コミが並びました。
特に注目すべき点は、「給与・待遇への不満」よりも、「パワハラ・ハラスメント」や「人間関係」が上位となったことです。
給与や福利厚生は採用サイトや求人票などである程度把握できますが、人間関係やハラスメント、長時間労働といった職場環境は、入社前には実態を把握しにくい情報です。そのため、実際に働いた社員・元社員による口コミが、応募判断において重要な情報源となっている可能性がうかがえます。
また、「離職率が高い」が上位に入ったことからも、求職者は待遇面だけでなく、「安心して長く働ける職場かどうか」を重視して企業を選んでいることが分かります。
68.2%が何らかのネガティブな口コミで応募をためらう可能性
設問1では、「応募をためらうことはない」と回答した人は31.8%にとどまりました。言い換えると、68.2%が何らかのネガティブな口コミを応募判断のマイナス要因と捉えていることになります。
企業側は応募数や面接数の増減は把握できても、「応募しなかった理由」を知ることは容易ではありません。企業口コミサイトのネガティブな口コミを見て応募を見送った場合でも、その理由が企業へ伝わるケースはほとんどないためです。
その結果、企業側には「応募が来なかった」という事実だけが残り、その背景に企業口コミサイトの口コミが影響していたことに気付けない可能性があります。
採用サイトや求人媒体だけでは把握できない「応募しなかった理由」が、企業口コミサイトにある可能性も考えられます。そのため、自社の口コミが応募判断へどのような影響を与えているかを定期的に確認することが重要です。
64.7%が企業口コミサイトを応募先選びの参考にしている
【設問2】 企業口コミサイトに掲載されている口コミについて、企業選びにおけるあなたの考えに最も近いものを選んでください。
約3人に2人が企業口コミサイトを参考に応募先を選んでいる
企業口コミサイトをどの程度参考にしているか質問したところ、「重要な判断材料として参考にしている」が22.4%、「参考情報の一つとして参考にしている」が42.3%となり、合わせて64.7%が企業口コミサイトを参考にしていることが分かりました。
一方、「あまり参考にしていない」「まったく参考にしていない」は35.3%でした。
今回の結果から、多くの求職者が企業口コミサイトを応募先選びの参考情報として活用していることが分かります。
特に、「重要な判断材料として参考にしている」(22.4%)よりも、「参考情報の一つとして参考にしている」(42.3%)が多かった点は注目すべき結果です。企業口コミサイトだけで応募先を決める人は多くない一方、応募前に口コミを確認すること自体は、多くの求職者にとって一般的な行動になっていると考えられます。
求職者は採用サイトや企業ホームページ、求人媒体、SNSなど複数の情報を比較しながら応募先を検討しています。その中で企業口コミサイトも重要な情報源の一つとして利用されており、企業が発信する情報だけでなく、第三者による口コミも応募判断に影響を与えていると考えられます。
そのため、企業が発信する採用情報だけでなく、企業口コミサイトに掲載されている情報も含めて採用ブランディングを考えることが重要といえるでしょう。
59.1%が数年前の口コミも応募判断の参考にしている
【設問3】 企業口コミサイトに掲載されているネガティブな口コミが数年前の投稿だった場合、企業選びにおけるあなたの考えに最も近いものを選んでください。
企業口コミサイトに掲載されているネガティブな口コミが数年前の投稿だった場合について質問したところ、「投稿時期に関係なく、口コミの内容を重視する」が15.1%、「数年前の口コミは参考になるが、直近の口コミも重視する」が44.0%となり、合わせて59.1%が数年前の口コミも応募判断の参考にすると回答しました。
一方、「直近1〜2年の口コミでなければ参考にしない」は11.2%、「あまり参考にしない」は29.7%でした。
今回の結果から、多くの求職者は口コミの投稿時期だけではなく、その内容も含めて企業を評価していることが分かりました。
最も多かった回答は「数年前の口コミは参考になるが、直近の口コミも重視する」(44.0%)でした。これは、過去の口コミだけで判断するのではなく、現在の企業の状況も確認しながら応募先を検討している求職者が多いことを示しています。
一方、「投稿時期に関係なく、口コミの内容を重視する」と回答した人も15.1%いました。企業では制度改定や働き方改革、組織体制の見直しなどによって職場環境が改善されることもありますが、その変化が十分に伝わらなければ、過去の口コミが現在の企業イメージとして受け止められるリスクがあります。
そのため、一度掲載された口コミは掲載当時だけでなく、その後も企業イメージや応募判断に影響を与え続ける可能性があることがうかがえました。
まとめ
今回の調査では、68.2%が企業口コミサイトに掲載されたネガティブな口コミによって応募をためらう可能性があることが分かりました。
また、64.7%が企業口コミサイトを応募先選びの参考にしており、59.1%は数年前の口コミも応募判断の参考にすると回答しています。
応募をためらう口コミとしては、「パワハラ・ハラスメント」「人間関係」「長時間労働・サービス残業」など、職場環境に関する内容が上位を占めました。
これらの結果から、企業口コミサイトは求職者が応募前に確認する重要な情報源となっており、一度掲載された口コミは長期間にわたり企業イメージや応募判断へ影響を与える可能性があることが分かりました。
採用活動では、自社が発信する採用情報だけでなく、企業口コミサイトに掲載されている情報も含めて継続的に把握・管理していくことが重要といえるでしょう。
フリースクエアによる調査分析
企業口コミサイトは、企業が発信する採用情報とは異なり、実際に働いた社員・元社員による第三者の評価として受け止められやすいという特徴があります。そのため、企業が意図していない情報であっても、求職者の企業イメージや応募判断に影響を及ぼす可能性があります。
今回の調査では、多くの求職者が企業口コミサイトを応募先選びの参考にしており、ネガティブな口コミが応募をためらう要因となるだけでなく、数年前の口コミであっても応募判断の参考にされていることが分かりました。
企業では制度改定や働き方改革、組織体制の見直しなどによって職場環境が改善されることもあります。しかし、その変化が十分に発信されなければ、過去の口コミが現在の企業イメージとして受け止められ続ける可能性があります。
そのため、採用活動では採用サイトや求人媒体を充実させるだけでなく、企業口コミサイトでどのような情報が掲載されているかを継続的に把握することが重要です。さらに、制度や職場環境の改善に取り組んでいる場合は、その変化を採用サイトやオウンドメディアなどを通じて積極的に発信し、現在の企業の姿を正しく伝えていくことが採用ブランディングにつながると考えられます。
企業口コミサイトの口コミでお困りではありませんか?
今回の調査では、多くの求職者が企業口コミサイトを応募先選びの参考にしており、ネガティブな口コミが応募判断へ影響を与える可能性があることが明らかになりました。
株式会社フリースクエアでは、OpenWorkや転職会議などの企業口コミサイトに関するご相談を承っています。
これまでにも、
・事実と異なる口コミが掲載されている
・採用活動への影響が心配
・口コミへの対応方法や削除の可否について相談したい
といったご相談を数多くいただいています。
企業ごとの状況を確認したうえで、企業口コミサイトの掲載内容や状況に応じた対応方法をご提案いたします。
企業口コミサイトのネガティブな口コミについてお困りの方や、採用活動への影響が気になる方は、お気軽にご相談ください。
▼サービス詳細・お問い合わせ
https://freesquare.co.jp/service/fuuhyou/
調査概要
調査対象:全国の21〜39歳の男女
調査人数:600名
調査時期:2026年7月
調査方法:インターネットアンケート調査
調査主体:株式会社フリースクエア
株式会社フリースクエアについて
株式会社フリースクエアは、企業口コミサイト対策をはじめとした検索リスク対策と、MEO・SEOなどのWebマーケティング支援を提供する企業です。
企業口コミサイトや検索サジェスト・関連検索ワードなどのネガティブな検索表示への対策だけでなく、Googleマップ(MEO)やAI検索対策などを通じて、企業のブランド価値向上と集客支援をワンストップで行っています。
これまで累計13,000店舗以上の支援実績をもとに、企業口コミサイトや検索リスク対策から集客施策まで、企業の課題に応じたWebマーケティングをご支援しています。
会社概要
会社名:株式会社フリースクエア
代表取締役:徳島正浩 所在地:東京都渋谷区 設立:2011年9月7日
事業内容:企業口コミサイト対策、検索サジェスト・関連検索ワード対策、MEO・SEOなどのWebマーケティング支援
HP:https://freesquare.co.jp/
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:株式会社フリースクエア / OpenWork