一般財団法人シグマ財団(所在地:神奈川県川崎市、代表理事:山木和人、以下Sigma Foundation)は同財団による三冊目となる写真集「Trevor Key」刊行を発表いたします。発売は8月頃を予定しており、日程の詳細および価格は追ってお知らせいたします。
表紙: Cherub, 2026 Trevor Key and Peter Saville Original photograph © Trevor Key 1988 Image from New Order 'Technique' 1989 Courtesy of New Order
主要指標 — KEY FIGURES
「Trevor Key」 出版社:Sigma Foundation 刊行:2026年7月 発行部数:1,500部 写真家:Trevor Key エッセイ:Charlotte Cotton インタビュー:Peter Saville, Charlotte Cotton 編集・構成:Björn Kusoffsky デザイン:Stockholm Design Lab エグゼクティブプロデューサー:Stockholm Design Lab 協力:Peter Saville 頁数:244 印刷:八紘美術 ISBN:978-4-911681-02-2 サイズ:213 x 285 x 24.5mm
写真家トレヴァー・キー(Trevor Key)の新たな作品集である本作は、1972年から1995年までの20年以上にわたる彼の制作プロセスと先見性を讃える初の試みです。キー氏の写真が体現する、プロト・デジタルの実践的で「写真の魔法」ともいえる表現手法をタイムリーに思い起こさせる本作は、イメージ・メイキングの未来へ宛てた、色褪せることのない視覚的なラブレターと言えます。
キー氏は、自身のクリエイティブな旅路において、アートディレクターのジェイミー・リード(Jamie Reid)、デヴィッド・ジェームス(David James)、そしてピーター・サヴィル(Peter Saville)といった、自身と同じように厳格なコンセプト思考を持つ同志たちをパートナーに選びました。彼らとともに、想像を膨らませ、視覚的な課題を解決し、クリエイティブなリスクに挑み続けたのです。
本作の視覚的な核心をなすのは、キー氏とサヴィル氏による実験的な共同制作です。それは、従来のクライアントワークの枠組みを超えて、イメージ・メイキングを再考し、真に独立した思索的なクリエイティブの流れを生み出すという、二人が分かち合っていたパーソナルな探求へと注ぎ込まれました。 本書に収録されている、キー氏の共同制作者であり著名なアートディレクターであるサヴィル氏と、ライター兼キュレーターのシャーロット・コットン氏との対談の中で、サヴィル氏は、彼とキーがともに創り出した視覚文化の背景や実践、そしてドラスティックな変革について、詳細かつ深く個人的な回想を語っています。
1980年代半ば、キー氏はアナログ暗室の常識を覆し、1987年当時と変わらず今日でもなお現代的であり続ける、鮮やかで抽象的なイメージを生み出しました。それは、人間的なスケールで行われる共同制作のプロセスが持つ自由の普遍的な道標であり、いまという時代のビジュアルを創り出すためのロードマップでもあるのです。
Sigma Foundationについて
Sigma Foundation(一般財団法人 シグマ財団)は、Sigma代表の山木和人により、写真芸術の支援と振興を目的として設立されました。財団設立初年度は、世界的な注目を集める写真家、ソルベ・スンズボー(Sølve Sundsbø)氏、ジュリア・ヘッタ(Julia Hetta)氏の2冊の写真集を製作しました。Trevor Keyは財団の3冊目となる写真集であり、文化的にも極めて重要な意味を持つ、豊かな写真のレガシーを祝福するために制作されました。
Sigmaは、カメラ、レンズ、アクセサリーの製造販売を行う日本の光学機器メーカーです。「The Art of engineering, Engineering for Art.(芸術の域まで技術を高め、技術を芸術に尽くす)」という哲学のもと、自らの技術を芸術の域まで高めることで、表現する人々の情熱に応え続けています。
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