金融機関向けUI設計支援を手がける株式会社アジケ(本社:東京都、メンバーズグループ、以下:アジケ)は、金融機関とそのパートナー限定で、金融機関向けのUI設計支援「FINUI」の資料公開およびデモ受付を開始いたします。
本サービスは、金融機関のデジタル責任者が抱えてきた「振込画面をゼロから議論する」「ベンダーが変わるたびにUIの考え方がリセットされる」といった負担に対し、銀行に必須の画面が完成した状態で手に入る「金融UIの定石」を提供するものです。
「FINUI」とは 本サービスは、金融機関のデジタルサービスにおけるUI設計を数多く支援してきたアジケの「設計の型」を、振込・口座開設・認証など、金融機関に必要とされる画面が完成した状態で受け取れる、金融UI設計のリファレンスとして提供するものです。
一般的なUIキットが見た目の部品を中心に構成されるのに対し、FINUIでは、金融機関のUI設計で培った実践的な画面パターンと、その設計意図をあわせて提供します。色や文言を差し替えることで、毎回ゼロから設計を検討することなく、金融機関の画面として議論の起点にできます。さらに各画面には、「なぜこの形なのか」という設計意図に加え、関連法令やWCAGの考え方も併記しています。
提供物は、FigmaファイルとStorybook(実装コード)の2つで構成されています。デザイントークン・コンポーネント・パターン・テンプレートの4階層で整理し、Figmaで参照できるだけでなく、そのまま動くコードとしても受け取れます。
3つの構成要素 1. デザイントークン:色・タイポグラフィ・スペーシング・角丸など、ブランドに合わせて差し替えられる変数群 2. コンポーネント:ボタン、入力フォーム、金額表示、認証コードなど、金融UIで頻出するUI部品 3. 利用シーンテンプレート:「他行宛・初回振込」「口座開設」など、業務シナリオをステップ単位で組み上げた画面群
なお、FINUIで提供するのは、特定の金融機関向けに個別構築した成果物そのものではなく、アジケが積み上げてきた金融UI設計の型・考え方です。金融機関ごとのブランドに合わせたカスタマイズや実装への展開は、アジケとのプロジェクトの中で進めます。
何が変わるか 金融機関のデジタル責任者・担当者は、振込画面を見直すたびにゼロから議論が発生する、ベンダーが変わるたびにUI設計の考え方が引き継がれにくい、違和感はあっても改善理由を言語化しづらいといった課題を抱えています。
こうした課題の背景には、金融UIにおける「型」を一覧できる共通の参照先が少なく、各社の知見が個別のプロジェクト内に閉じやすいという構造があります。FINUIは、金融機関向けUI設計で培ってきた知見を、実際の画面パターンと設計意図として整理し、議論や判断の起点となるリファレンスとして提供します。
FINUIを活用することで、以下のような場面での変化が期待できます。 ・白紙からの議論を減らす:完成された画面パターンをもとに、はじめから具体的な画面を見ながら検討できます。 ・ベンダーや関係者との共通言語をつくる:実際の画面を参照しながら議論できるため、「なんとなく違う」といった認識のずれを減らし、改修や追加開発の方向性を共有しやすくなります。 ・改善理由を説明しやすくする:設計意図や関連法令、WCAGの考え方とあわせて参照できるため、なぜ見直す必要があるのかを説明しやすくなります。
FINUIの3つの特徴 1. 利用シーン単位で整理された参照デザイン:「他行宛・初回振込」「口座開設(eKYC)」など、業務シナリオをステップ単位で整理しています。 2. FigmaファイルとStorybookによる実装コードの提供:検討初期の叩き台として活用でき、SIer・ベンダーとの議論における共通言語の土台にもなります。 3. 法令・WCAGの考え方とデバイス横断での整理:利用シーンごとに、関連する法令や準拠の考え方を整理しています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 関連組織:株式会社アジケ / メンバーズグループ
- 製品・サービス:FINUI