九州工業大学と日本分析機器工業会が包括連携協定を締結

2026年5月15日、九州工業大学と日本分析機器工業会(JAIMA)は、分析データ共通フォーマット「MaiML」の普及および活用による研究DXとデータ基盤構築を目指す包括連携協力協定を締結した。両者は国際標準化の推進、研究情報基盤の高度化、AI for Science推進に向けた人材育成、社会実装に共同で取り組む。
提携NQ 78/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月22日 19:10
  • 🔍 収集: 2026年5月22日 10:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月22日 11:01(収集から29分後)
国立大学法人九州工業大学(福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1、学長:安永卓生)と一般社団法人日本分析機器工業会(東京都千代田区神田錦町2-5-16、会長:足立正之)は、Measurement Analysis Instrument Markup Language(MaiML)の国内外における普及と活用を通じた研究DXおよびデータ基盤の実現・高度化を目的として、包括連携協力協定を2026年5月15日に締結しました。

■ポイント
- MaiMLの普及と国際標準化に向けた連携を強化
- 研究DX・データ基盤の構築・高度化に向けた共同取組を推進
- AI for Scienceを支える人材育成や研究基盤モデル開発を実施

■概要
九州工業大学とJAIMAは、MaiMLの国内外における普及およびそれを活用した先端研究基盤の刷新を図るため、包括連携協力協定を締結しました。

本協定は、MaiMLを核に、研究DXおよびデータ基盤の実現・発展に向けて、国際標準化の推進、研究情報基盤の高度化、AI for Science推進に資する人材育成、関係機関との連携による社会実装などを推進するものです。

■背景
JAIMAは、デジタル社会への対応を目的として、分析機器データフォーマットの共通化に取り組み、「JIS K 0200:2024 計測分析装置の分析データ共通フォーマット」の制定を、JIS原案作成団体として推進して参りました。さらに、日本発の国際標準化(ISO規格)を目指し、現在、ISO/TC201/SC3に新規国際規格提案を行う国際標準化活動を実施しています。また、国内のMaiML普及推進活動として、「共通データフォーマット対応ガイドライン」、「MaiMLスキーマ定義ファイル・スキーマチェック手順書」のウェブサイト(https://www.maiml.org)で公開、各種講習会の実施や、JASISのラボDXブースにおける情報発信を行っています。

一方、九州工業大学は、これまで分析機器データフォーマット共通化のための技術開発、標準化に係る国プロジェクトで主導的な役割を果たしてきており、今年度からは、ISO/TC201/SC3に新規規格提案を行う活動にもJAIMAと連携して取り組んでいます。また、MaiMLを活用した研究DX・データ基盤構築の取り組みとして、MaiMLの高度化に向けた研究開発、実証実験、人材育成を進めるとともに、MaiMLを活用した研究情報基盤モデル開発など、AI for Scienceの推進に向けた先端研究基盤刷新計画推進の計画も進めています。

■今後の展望
本連携により、MaiMLを活用した研究DXとデータ基盤の整備・高度化を加速させ、AI for Scienceの推進とともに、我が国のアカデミアおよび産業界における研究開発力の強化と社会・産業の発展への貢献が期待されます。

よくある質問

MaiMLはなぜ必要なのですか?

異なるメーカーや機器間で生じるデータ形式の不整合を解消し、データの共有・解析を円滑にして研究効率を劇的に高めるためです。

今回の連携は一般企業にどう影響しますか?

分析機器を使用する多くの企業で、データ処理の自動化やAI活用が進み、研究開発のコスト削減や期間短縮が期待されます。

今後の具体的なマイルストーンは何ですか?

ISO/TC201/SC3への新規国際規格提案が中心的なマイルストーンであり、国際的な認知拡大と普及を目指します。