宮崎県で江戸時代から続く佐土原人形工房 消滅の危機から再生へ 創業家人形師85歳と家族と地域がつなぐ伝統の灯
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- 宮崎県で江戸時代から続く佐土原人形工房 消滅の危機から再生へ 創業家人形師85歳と家族と地域がつなぐ伝統の灯
- Source: PR Times
- Date: 2026年6月25日
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文化年間(1804〜1818年)創業の佐土原人形店ますや(宮崎県宮崎市佐土原町)は、このたび創業家による人形制作を本格的に再開いたしました。 宮崎県指定伝統的工芸品の佐土原人形を製作する「ますや」は、2025年秋、一度は工房の解体を考えましたが、惜しむ地域の声や大量の素焼き人形の発見をきっかけに、亡き夫を支えた妻・阪本由美子(85歳)が約7年ぶりに筆を執ることを決意。 石川県在住の長女・寛子とともに、かつて佐土原人形を支えた伝統工芸士や地域事業者、関係団体の協力を受けながら、江戸時代末期から続く伝統の灯を次世代へつなぐ新たな一歩を踏み出しました。 長年ますやの彩色を手がけてきた阪本由美子。受け継がれてきた彩色に工夫を重ね、現在のますやの色合いを形づくってきた。佐土原ゆかりのクジラを題材に、亡き夫・阪本兼次が生み出した「くじら乗り」に彩色する阪本由美子昭和期に登場し、飾りやすさから人気だったミニわらべシリーズ全5種も復活。 佐土原人形とは 佐土原人形は宮崎市佐土原町に伝わる郷土人形で、宮崎県の伝統的工芸品に指定されています。歴史は古く、約400年ほど前に作り始められたと言われていますが、
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- 宮崎県で江戸時代から続く佐土原人形工房 消滅の危機から再生へ 創業家人形師85歳と家族と地域がつなぐ伝統の灯 (2026年6月25日), PR Times
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- 2026年6月25日
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- 📰 発表: 2026年6月25日 23:41
- 🔍 収集: 2026年6月25日 14:53
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月25日 14:53(収集から0分後)
宮崎県指定伝統的工芸品の佐土原人形を製作する「ますや」は、2025年秋、一度は工房の解体を考えましたが、惜しむ地域の声や大量の素焼き人形の発見をきっかけに、亡き夫を支えた妻・阪本由美子(85歳)が約7年ぶりに筆を執ることを決意。
石川県在住の長女・寛子とともに、かつて佐土原人形を支えた伝統工芸士や地域事業者、関係団体の協力を受けながら、江戸時代末期から続く伝統の灯を次世代へつなぐ新たな一歩を踏み出しました。
長年ますやの彩色を手がけてきた阪本由美子。受け継がれてきた彩色に工夫を重ね、現在のますやの色合いを形づくってきた。佐土原ゆかりのクジラを題材に、亡き夫・阪本兼次が生み出した「くじら乗り」に彩色する阪本由美子昭和期に登場し、飾りやすさから人気だったミニわらべシリーズ全5種も復活。
佐土原人形とは
佐土原人形は宮崎市佐土原町に伝わる郷土人形で、宮崎県の伝統的工芸品に指定されています。歴史は古く、約400年ほど前に作り始められたと言われていますが、その起こりには諸説あり、はっきりとした記録は残っていません。江戸時代には佐土原歌舞伎が発展し、その影響を受けた歌舞伎人形も数多く制作されました。
また、代表作の「饅頭喰い人形」は、京都の伏見人形をもとにした男の子の人形でしたが、ますや三代目・阪本兵三郎が女の子の姿に改め、現在の姿になったと伝えられています。
饅頭喰い人形 阪本 兼次作
人形に触れる母の姿が 再び歩き出すきっかけに
閉店を考えていた頃の手作りチラシ
由美子は夫とともに7年前に人形制作を引退し、再び筆を持つことはないと考えていました。夫・兼次が2年前に急逝し、家族は工房の解体を検討しましたが、片付けを進める中で兼次と由美子が制作した数多くの人形が見つかりました。
ちょうどその頃、「佐土原人形を買いたい」という問い合わせも寄せられていたことから、家族は2025年秋、ますや閉店前に最後の展示販売会を開催することを決めました。展示販売会に向けて長女の寛子が人形の整理や撮影を進めるなか、由美子は人形を手にひとつひとつの思い出や制作当時のエピソードを懐かしそうに語り始めました。夫の死後はあまり笑顔を見せなくなっていた由美子でしたが、人形について話す時だけは表情が明るくなり、その姿が店の存続を考えるきっかけになりました。
眠っていた素焼き人形が再開への後押しに
そんな中、工房の奥から彩色を待つ大量の素焼き人形が見つかりました。寛子が「絵付けをしてみたらどうだろう」と勧めても、由美子は当初「もう長いこと筆を持っていないので無理」とためらっていました。しかし実際に彩色を始めると、気が付けば夜遅くまで夢中で筆を動かすようになりました。さらに展示販売会を通じて、多くの来訪者や地域の方々から励ましの言葉が寄せられたことも後押しとなり、由美子は再び人形づくりに取り組むことを決意しました。
2015年表千家同門会全国大会が宮崎で開催された際、香合に採用された人形「神代」2006年年賀切手に採用された際にサイズ違いで作成し、人気だった「犬」兼次が鋳込みで製作した「ひえつき」「饅頭喰い」など、様々な人形が工房内から見つかった。
家族と多くの支えによる佐土原人形の継承
長女・寛子は石川県に在住していますが、現在は月の大半を宮崎で過ごしながら、工房運営や販売、情報発信などを担っています。また、制作を続けるため、窯業関係者や過去に兼次から技術指導を受けた事業者、かつて佐土原人形を制作していた工房「陶月」の伝統工芸士などから助言を受けて、鋳込みによる制作方法についても試行錯誤を重ねてきました。現在は手押しと鋳込みの両方の技法を用いて、人形づくりを続けています。県外に住む家族や地域の人々の支えも受けながら、佐土原人形の技術と文化を次の世代へつなぐ取り組みを続けています。
また、佐土原人形だけでなく全国の郷土人形が抱える課題や継承の取り組みを学ぶため、日本各地の産地や博物館、資料館を訪ねています。各地で培われてきた知恵や経験も参考に、佐土原らしい継承のあり方を模索しています。
鋳込みをする故・阪本 兼次 ますやでは昭和期より鋳込み製法を取り入れ、手押しと併用して人形を製作していました。佐土原人形工房「陶月」の伝統工芸士・小玉好子氏による鋳込み指導の様子 ※陶月は数年前に惜しまれつつ閉店、現在は営業していません。
今後の展望 伝統を守りながら、新たな挑戦へ
佐土原人形店ますやでは、人形の制作販売に加え、絵付け体験や展示活動、地域事業者との連携を通じて佐土原人形の魅力を発信しています。また、宮崎市の海外展開支援事業への参加をきっかけに海外への情報発信にも取り組み、佐土原人形とともに佐土原の魅力を伝え、人々が佐土原を訪れるきっかけづくりにつなげていきたいと考えています。
【今後の取組み】
・宮崎市海外展開促進事業(台湾)に参加し、食のテストマーケティングで佐土原人形を展示・提供予定。
・越境EC宮崎市ショップへの出品を予定。
・商工会や博物館、学校などと連携した絵付け体験を実施予定。
・カフェとのコラボレーションによる絵付け体験を継続して実施。
・年内を目標に工房・店舗をリノベーションし、歴史ある校舎を活かした展示・絵付け体験の環境整備を進める。
宮崎市海外展開促進事業(台湾)の食のテストマーケティングで展示・提供予定の饅頭喰い人形。日本版と台湾版をセットで制作。佐土原町内のカフェ「Toé」で実施した絵付け体験。好評を受け、今後もカフェとのコラボレーションによる絵付け体験を展開予定。
【佐土原人形店ますや】
内容:佐土原人形の制作・販売・体験教室
所在地:〒880-0301
宮崎県宮崎市佐土原町上田島1396-11
製作者:阪本由美子
担当者:阪本寛子
TEL:070-9000-9374
IInstagram:@sadowaraningyo_masuya
公式HP:https://sadowaramasuya.com
✉️:sakamoto@sadowaramasuya.com
佐土原人形の代表作・饅頭喰い人形の他に歌舞伎人形、干支人形、大正時代モチーフの人形、シャンシャン馬など製作
よくある質問
What are the key facts in this article?
文化年間(1804〜1818年)創業の佐土原人形店ますや(宮崎県宮崎市佐土原町)は、このたび創業家による人形制作を本格的に再開いたしました。 宮崎県指定伝統的工芸品の佐土原人形を製作する「ますや」は、2025年秋、一度は工房の解体を考えましたが、惜しむ地域の声や大量の素焼き人形の発見をきっかけに、亡き夫を支えた妻・阪本由美子(85歳)が約7年ぶりに筆を執ることを決意。 石川県在住の長女・寛子とともに、かつて佐土原人形を支えた伝統工芸士や地域事業者、関係団体の協力を受けながら、江戸時代末期から続く伝統の灯を次世代へつなぐ新たな一歩を踏み出しました。 長年ますやの彩色を手がけてきた阪本由美子。受け継がれてきた彩色に工夫を重ね、現在のますやの色合いを形づくってきた。佐土原ゆかりのクジラを題材に、亡き夫・阪本兼次が生み出した「くじら乗り」に彩色する阪本由美子昭和期に登場し、飾りやすさから人気だったミニわらべシリーズ全5種も復活。 佐土原人形とは 佐土原人形は宮崎市佐土原町に伝わる郷土人形で、宮崎県の伝統的工芸品に指定されています。歴史は古く、約400年ほど前に作り始められたと言われていますが、
What is the direct answer?
文化年間(1804〜1818年)創業の佐土原人形店ますや(宮崎県宮崎市佐土原町)は、このたび創業家による人形制作を本格的に再開いたしました。 宮崎県指定伝統的工芸品の佐土原人形を製作する「ますや」は、2025年秋、一度は工房の解体を考えましたが、惜しむ地域の声や大量の素焼き人形の発見をきっかけに、亡き夫を支えた妻・阪本由美子(85歳)が約7年ぶりに筆を執ることを決意。 石川県在住の長女・寛子とともに、かつて佐土原人形を支えた伝統工芸士や地域事業者、関係団体の協力を受けながら、江戸時代末期から続く伝統の灯を次世代へつなぐ新たな一歩を踏み出しました。 長年ますやの彩色を手がけてきた阪本由美子。受け継がれてきた彩色に工夫を重ね、現在のますやの色合いを形づくってきた。佐土原ゆかりのクジラを題材に、亡き夫・阪本兼次が生み出した「くじら乗り」に彩色する阪本由美子昭和期に登場し、飾りやすさから人気だったミニわらべシリーズ全5種も復活。 佐土原人形とは 佐土原人形は宮崎市佐土原町に伝わる郷土人形で、宮崎県の伝統的工芸品に指定されています。歴史は古く、約400年ほど前に作り始められたと言われていますが、
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PR Times: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000185552.html | 2026年6月25日