2026年6月15日(月)、一般社団法人Earth Company(東京都港区、代表理事:濱川明日香)は、アジア太平洋地域で社会課題解決に取り組む社会起業家「インパクトヒーロー」を支援する継続寄付の仕組みをアップデートし、「Earth Lovers基金」を設立しました。目標に350名の加入を掲げ、年間約1,000万円規模の基金を目指します。
Earth Lovers基金ページ: https://www.earthcompany.info/ja/donate/
設立の背景 気候変動によって海に沈みゆく島々や、紛争・経済不安によって脆弱化する地域社会など、アジア太平洋の現場では依然として高い支援ニーズがあります。 一方で、国際支援を取り巻く環境は大きく変化しています。特にこの1年、USAIDをはじめとする欧米の国際支援機関による資金縮小が加速し、現地NGOや社会起業家が頼りにしてきた資金の柱が揺らいでいます。企業のESG投資にも慎重姿勢が広がり、「支援疲れ」とドナー資金の減少が国際支援の構造的課題となっています。 こうした潮流は、Earth Companyが支援するアジア太平洋の社会起業家たちの現場にも影響を及ぼしています。だからこそ今、日本から直接支援を届ける仕組みを強化する必要があります。
Earth Lovers基金とは Earth Lovers基金は、Earth Companyがこれまで運営してきた継続寄付制度をアップデートし、新たに立ち上げた基金で、以下の3つの特徴があります。
【3つの特徴】 1. 寄付のほぼ全額を現場へ 従来は一部を運営費に充当していましたが、今後はほぼ全額を現地の社会起業家への支援に届けます。 2. 支援対象が最大10名に拡大 年間1名の社会起業家支援から、年間最大10名に支援を届けられるようになります。 3. 緊急時も迅速に動ける 使途を事前に固定せず、災害・紛争など変化の激しい状況下でも必要な場所へ迅速に届けられる柔軟な設計です。 ※寄付の活用例:現地社会起業家への直接支援/災害・紛争時の緊急支援/地域に根ざした課題解決への伴走支援/活動継続のための基盤づくりなど
日本からの寄付で生まれる変化とこれまでの実績 「Earth Lovers基金」の前身となるEarth Lovers会員からの継続寄付により、2024年には、総額21,000米ドルが7名のアジア太平洋の社会起業家へ届けられました。支援は確かな変化をつくっています。 - ソロモン諸島:海面上昇による危機から4,000人を守るための護岸整備を支援 - インド:信用履歴がなく銀行から借り入れできない最貧困層47名へ緊急医療ローンを提供 - フィリピン:飢餓問題を改善する農業プログラムを6つのコミュニティへ展開 また、2025年はEarth Lovers会員のご寄付により、31,000米ドルを10人の社会起業家へ届けました(支援プロジェクト数11件:うち助成金8件、緊急支援3件)。
代表理事 濱川明日香のコメント 「この度、これまでの継続寄付の枠組みが、『Earth Lovers基金』として新たに生まれ変わることになりました。変更のポイントは、以下の3点です。 1. ほぼ全額を現地の活動支援に これからは毎年、Earth Lovers基金に集まったご寄付のうち、基金運営に必要な諸手数料(年間寄付額の上限10%まで)を除いた全額を、インパクトヒーローの活動支援や緊急災害支援に活用します。 2. 年間最大10名に支援が届く Earth Companyが年間最大10名支援しているインパクトヒーローたちに、活動分野や地域を越えて、必要な支援を届けられるようになります。 3. 災害支援がより迅速に行えるように 気候変動の影響で災害が増えており、Earth Companyが支援してきたヒーロー達もその災害支援活動に携わることが増えています。この基金により、その都度ファンドレイジングをしなくても、必要なときにすぐに支援ができるようになります。 これは、私たちが長年実現したかったことでした。一人でも多くの方に賛同していただければ、それだけ現地に届く支援が大きくなり、社会課題解決のインパクトも大きくなります。ぜひご支援よろしくお願いいたします」
一般社団法人Earth Company概要 - 住所:107-0062 東京都港区南青山 2-15-5 FARO 1F(東京オフィス) - 設立:2014年10月
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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- 関連組織:USAID